「アジャイルな見積りと計画づくり」の読書会に参加してきました

今夜は「アジャイルな見積りと計画づくり」の読書会なるコミュニティに参加してきました。
http://kokucheese.com/event/index/339/

↓の本に書いてあることをゲーム感覚でやってみるという感じの内容でした。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AA%E8%A6%8B%E7%A9%8D%E3%82%8A%E3%81%A8%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A-~%E4%BE%A1%E5%80%A4%E3%81%82%E3%82%8B%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%92%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%82%8B%E6%A6%82%E5%BF%B5%E3%81%A8%E6%8A%80%E6%B3%95~-Mike-Cohn/dp/4839924023

買ってみて読んだのですが、睡眠薬に活用できるくらいわけわからんです(笑

その本の価値を感じさせていただいた、今日の会の皆さんに感謝です。

プランニングポーカーというのをゲーム感覚でやってみました。

2種類のゲームをしたのですが、
その中で面白いと思ったのが折り紙の完成時間を見積もるという奴です。

・カブト
・鶴
・手裏剣
の折り紙の完成時間を見積もるのですが、
以下のステップで見積もりの検証をしました。
①まずは一番簡単なカブトの見積もりを行い、実際に追って時間を計ってみる
②そこからより難しい、鶴、手裏剣はカブトに対して何倍くらいの時間がかかるかを見積もって、折り紙が完成する時間を計測する

見積もりの提示の仕方の内、"何倍"の提示はプランニングポーカーという数字が書かれたカードを出し合って行う形式です。

折り紙完成後にフィードバックをしあったのですが、
以下の見解を共有できました。
・カブトを見積もりの基準としたが、その基準とはどういった根拠(変数)から出されたのかを分析した方が見積もり精度が上がる
 →カブトを作った人の能力やカブトの難易度は本当に一番簡単かなどの再確認が必要
・鶴、手裏剣の見積もりは工程数だけで比較して算出すると、誤りやすい
 →各工程によって難易度は変わる、作る人の能力によってスピードが変わる
・見積もりの厳しさ、優しさによってスピードは変わる
 →人は余裕があると、ちょっと怠けるという奴ですね 


それと一番学べたのが見積もりは、根拠と数字を共有しあって、検証していくと精度が上がっていくという事です。
一人だと限界があるんだなと感じます。


今回のゲームは実際の仕事で使うのは敷居が高いかと思うのですが、
気付きを得るセミナーとしては使えるのではないかと思います。


何か「日本にある電柱の数を答えなさい」って問題に近いのりのゲームでした。

ちなみにカブトは僕が作りました。
完成時間は約3分です。